Street Triple RS(2017) 1000km走行後のレビュー

購入後にしたこと

2017年の11月にStreet Triple RSを購入しました。購入時には純正オプションとしてエンジンカバープロテクター、フレームプロテクター、フライスクリーンバイザーキット、パッセンジャーグラブバンドルキット、ヒートグリップキットを取り付けてもらいました。その後、以前使っていたバイクナビであるBNV-1を取り付けてもらい、ドライブレコーダーのDDR-S100を取り付けました。

今まで乗ったことがあるバイク

私は2015年に普通二輪免許を取ってその後2年間Ninja250(2015)に乗っていました。総走行距離は9000kmくらいだったと思います。基本的に千葉県から日帰りで行ける程度の距離をメインに走っていました。その後、2017年に大型二輪免許を取得してその後にStreet Triple RSを購入しました。一度だけスズキのアドレスv125を代車として1週間程度乗る機会があったのでこの記事は教習車2種(CB400、NC750)とNinja250、アドレスv125との比較を中心とした記事となります。

旋回性能

Ninja250は曲がろうと思った方向に自然と曲がる感じで曲がりました。Street Triple RSでは曲がろうと思う方向に自然と曲がってくれるのですがNinja250より1テンポ遅いような感覚が少しありますがすごく曲がりやすいバイクだと思います。ただハンドルの切れ角が狭いので切れ角が狭いです。Ninja250はセパレートハンドルでUターンでハンドルをロックするまで切ると手がタンクに挟まってしまいアクセルを回すのがきつかったのですが、Street Triple RSはバーハンドルなためUターンはこちらの方がやりやすいと思います。

取り回し

乾燥重量が166kg、車両重量187kgととても軽いバイクです。ハンドルの切れ角が狭いので車体を曲げて動かすときは何回かやり直すなければいけないときがあります。傾斜がついている場所でも車体が軽いため特にNinja250と変わらず取り回しに苦痛を感じることはないです。

エンジン・加速性能

250ccからのステップアップなので加速性能は全く比較にならないほど速いです。Ninja250は低回転時にトルクのなさがあり、回転数を上げないと前にすすまないような感覚がありましまたが、Street Triple RSでは低回転時から十分なトルクがあり回転数を増やしてもトルクが減るような谷間を感じることはなく、回転数をあげるとその分加速していくような感覚があります。

アイドリングやあまりアクセルを開いていない時は3気筒特有のヒュルヒュルといった音がしますが、一定程度以上にアクセルを回すとエンジン音も低音のきいた音を出し加速している迫力が増します。

高速道路で時速100kmを出すとエンジンの回転数は4000回転くらいです。エンジンの振動も少なくハンドルを握る手は楽です。追い越しをするときもきわめてスムーズに加速して追い越すことができます。エンジン回転数を7000~8000回転くらいまであげるとエンジンの振動によってミラーがびびりだして見えにくくなります。

ちなみにNinja250のパワーウェイトレシオは車両重量172kgで馬力が31馬力で5.54kg/PSであるのに対して、Street Triple RSは車両重量187kgで123馬力で1.52kg/PSとなります。Ninja250でもまあまあ速いと感じていたのでこれだけ違うと異次元の速さに感じます。

航続距離

燃料タンクには17.4Lのガソリンが入ります。もちろん燃料はハイオクとなるので少し懐に響きます。千葉県北西部の比較的信号が多く、渋滞も頻発する地域で走ると燃費計には16km/L程度と表示されます。計算上は278km程度無給油で走れる計算になります。信号が少ない地方の道路では18~20km/L程度にはなると思います。

燃料が少なくなると給油マークがつくのですが、その状態でガソリンスタンドに行くと10L程度しか燃料が入りませんので燃料タンクには6~7L程度残ってるのではないかと思います。おそらくガソリンの残量計が少し少なめに表示しているのだと思います。給油マークがついた後もけっこうな距離を走ることができます。

メーターには燃費計だけでなく後何km走ることができるかの表示もでるのですがこちらの表示はころころ変わります。10秒前はあと100km走れるってでてたと思ったら今は85kmしか表示されてないみたいな感じで変わります。今まで乗ってきた自動車では走行可能距離の変化はもっとマイルドに変化していたのでおそらく現在の燃費をもとに残燃料とかけて計算してるのだと思います。なのであまり信用できませんが1つの目安にはなります。

走行時の安定性

Ninja250よりも振動が少なく、時速60km出していたとしても40km程度しかでていないんじゃないかと錯覚してしまうくらい速度感を感じさせないです。気をつけないとあっという間に速度が出てしまうので注意が必要です。

防風性能

純正オプションのフライスクリーンバイザーキットは全く防風性能はありません。とても小さくいのでデザイン性以外の効果はありません。カウルはほとんどついていないので風はもろに体にあたります。でもこれはフルカウルのNinja250でも同じような感じだったので気になりません。このバイクは軽い前傾姿勢になるのですが時速100km程度に達すると風が体を後ろに押してくれる力によってニーグリップをしなくても安定した前傾姿勢を保つことができるので高速道路は意外と姿勢が楽になります。

積載性

Ninja250も積載性は皆無でしたがこのバイクも積載性はほとんどありません。タンデムシートの下にわずかにETC車載器などが入れられる程度のスペースがありますがそれしかありません。私はツーリングネットを使用して鞄を積載して移動しています。

ヘルメットロックもありませんのでサードパーティのヘルメットロックを使用するしか方法はありません。私はBabyfaceのヘルメットロックを購入してバイク屋さんにとりつけてもらいましたが2017年式のStreet Tripleに対応していると書いてある型番だったにも関わらず加工しないと取り付けることができなかったとバイク屋さんに言われました。Babyfaceのホームページに掲載されている適合表には009-LCT03BKが17年式に対応しているとされていますが、Webikeの商品ページでは13~となっているので適合表が間違っているのかもしれません(2018年2月3日時点)。

タンデム

私は身長が低く足つきがあまりよくないのでタンデム時には停止時の足つきが不安定になります。走り出してしまうと特に問題ないのですが信号で止まるときがつらいのでできればタンデムはしたくないなぁという感じです。

モード切替

このバイクにはスポーツ、レイン、ロード、トラック、ライダーの5つのモードがあり、設定によってそれぞれのモードでABSのオンオフ、トラクションコントロールの強さなどを変更することができます。

私はほとんどロードモードで走っているのですがスポーツモードに変更しても変化を感じることができませんでした。公道を普通に走っている程度では感じられないです。

私は公道を普通に走るライダーなので関係ないですが、ABSはレベルを選べるだけでなくオフにもできるのでABSを作動させたくない人には選択の自由があります。

メーターの見やすさ

このバイクはメーターが5インチの液晶ディスプレイとなっていて角度の調整ができます。周囲の明るさに応じて画面の明るさも変わるため太陽光下でも見え辛くなることもないです。メーターとタコメーター、シフトインジケータ、時刻、外気温が常時表示されています。気温が2~4度くらいになると英語で気温が低下したため、路面の凍結に注意してくださいと英語で警告が表示されるハイテクな機能もあり驚きました。

右ウィンカーはメーターの右側の上に、左は左側にと離れて表示されるためどちらのウィンカーがついているのかすぐにわかります。ウィンカーの押し心地はあまり押した感じがしないため押したか不安になるような押し心地です。Triumphのホームページにはどこにも書かれていないのですが、ウィンカーをつけた後に交差点を曲がって消し忘れて走行していると自動でウィンカーが消えます。ホームページはわかりにくいし肝心の情報が書かれてなかったりします。

クイックシスター

2速以上でアクセルを開けているときにギアを上げると自動でエンジン回転数を合わせてシフトアップしてくれる機能がついています。ギアを下げるときはクラッチを切って普通にギアチェンジをする必要があります。購入前はとくになくてもいいかなと思っていたのですが今ではあって当たり前の機能として使っています。やっぱり人間がクラッチを切ってギアを上げてクラッチを戻してってやるより一発であげたほうが加速も圧倒的に速いです。ギアチェンジはマニュアル車の楽しみの1つですが速くて楽な手段が追加されるのは歓迎です。

スリッパークラッチ

Ninja250にもスリッパークラッチは搭載されていたのでスリッパークラッチがないバイクは教習車以外には乗ったことがありません。車では自分でブリッピングしないとがくがくしてしまうのであると便利だと思います。Ninja250ではスリッパークラッチがきいているときにはけっこう特徴のある音がしたのですがこのバイクではあまりうるさくないです。

乗車姿勢

ハンドルが少し低くなっていて奥側にあるので軽い前傾姿勢になります。ステップに足を下方向に押しつけるように力を入れてあげてニーグリップをするといい感じに前傾姿勢ができ体重がお尻に集中しないで乗ることができるためお尻が痛くなりにくいです。シートも柔らかく厚さもしっかりとあるため座り心地はとてもいいです。

足つき

身長169cmで足つきは両足を地面につけると親指の根元でバイクを支える感じになります。足つきはあまりよくないので女性や身長が低い人はStreet Triple R-lowを検討してもいいかもしれません。足つきがあまりよくないので1人で乗っているときはあまり感じないのですがタンデム時に停車するときに少し不安定になってしまいます。

まとめ

回せば回すだけ加速していき、あまり速度が出ていないように感じるため速度の出し過ぎに注意が必要ですが加速感を楽しむことができるいいバイクだと思います。ひらひらと曲がることもでき、自分がまるでうまくなったように感じさせてくれます。二人乗りにあまり向いてなかったり積載性がないことが欠点ですがいいバイクだと思います。

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